2020-06-10
FRACCEソファのスナッグ試験を実施しました

癒しを与えてくれるペットとの暮らしをされている方は、
「爪研ぎでソファをキズつけてしまうのではないか」と
お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ペットのひっかき傷以外にも、暮らしの中で自然と生じる
こすれに強いかどうかはソファを検討する時の重要なポイントとなります。
このたび高野木工では、FRACCEソファの生地にて
JIS規格の繊維の特定評価試験「スナッグ試験」を行いました。
「スナッグ試験」とは?

スーツの生地表面から糸がループ状に飛び出したり、
引きつれを起こしたことはありませんか?
「スナッグ試験」とは、一般財団法人カケンテストセンターにより行われる
着用時に何らかの接触による糸の引きつれのできる度合いを評価するものです。
偶発的な引っ掛かりにより、繊維・糸が生地表面から突出し、
引きつれなどを起こす現象をスナッグ(スナッギング)といいます。
その試験方法は、
スパイク付きの金属ボールに生地を接触させることによって
引きつれを発生させ、その引きつれ程度を写真による標準見本と比べ判定します。
スナッグが最も発生しにくい最大等級の判定となりました

縦繊維と横繊維で生地の向きを変えて数回に分けて試験をしますが、
たて(縦繊維)4~5、よこ(横繊維)4~5の評価となりました。
等級は1~5段階まであり、数字が大きいほど強い生地になります。
ひっかき傷にも強いソファでより快適な暮らしを

ご紹介した、ペットの爪などによるひっかき傷以外にも
・立ったり座ったりする時の摩擦
・横になってテレビを見るとき、
・お子様がソファの上で遊んでいるときなど
暮らしの中でソファの自然なこすれは生じるものです。
ソファを大切に使いながら、長く使うための解決策として
ご参考にしていただけましたら幸いです。
※一般的なファブリックより擦れや引っ掻きに強いですが、
完全にカバーできるものではありません。