2021-12-15
心がほぐれるリラックス空間をつくる。「間接照明」の魅力と取り入れ方
日々の暮らしに欠かせない照明。
住まいに取り入れる照明にはさまざまな種類がありますが、
落ち着いた雰囲気を演出する代表的な照明は「間接照明」です。
インテリアに興味のある方はもちろん、
そうでない方もよく耳にする言葉なのではないでしょうか。
でも、実際にはどんな照明のことを言うのでしょう。
そこで今回は、間接照明の魅力と暮らしに取り入れるポイントをご紹介します。
間接照明が生み出す「くつろぎ空間」
間接照明とは、光の90%以上が天井や壁面を照らし
その反射光によって床面などを照らす照明のこと。
ホテルのほの暗い部屋や素敵なレストランの落ち着いた雰囲気づくりにも、
「間接照明」が大きく関わっているのです。
商業施設だけでなく、住まいの照明計画にも
間接照明を取り入れたいと考えている方は多いよう。
コーブ照明やコーニス照明のように住宅そのものに組み込む
「建築化照明」も洗練された空間をつくりますが、
それが難しい場合でも間接照明を気軽に楽しむことはできます。
それでは、間接照明の魅力や気軽な取り入れ方をご紹介していきましょう。
間接照明の魅力とは?
1.落ち着いた雰囲気をつくることができる
シーリングライトなどメインの照明のほかに、
間接照明の代表格スタンドライトやテーブルライトなど
お部屋に照明を分散させる「1室多灯」の照明プランは、
光の量を調整できるのが魅力。
よりリラックスした雰囲気をつくるなら、
光の色は電球のような「暖色系」を選ぶのがおすすめです。
お部屋を明るく照らしたい時にはすべての照明を点灯させ、
眠る前にはスタンドライトの光だけで過ごすなど、
光の色や量をシーンに合わせて調整すれば心地よい空間がつくれます。
壁や天井などを主に照らす間接照明は、
眩しさが少なく目にも優しく感じられることでしょう。
2.お部屋が広く感じられる
間接照明は、広さを感じさせてくれる効果も期待できます。
部屋の奥側の壁や天井を照らせば、
より奥行きを感じられ広く見せてくれるのです。
コンパクトな空間をより広く見せたい時には、
部屋の奥のコーナー部分にスタンドライトを設置してみてはいかがでしょうか。
関連記事:心に寄り添う「灯り」を。【部屋別】照明プランのポイント
間接照明を楽しむ。高野木工のおすすめ照明2種
シャープな佇まいがモダンな「フロアランプ」
1993年にオランダ・アムステルダムにて設立された、IT'S ABOUT ROMI 。
ホームウェアや照明など、インテリアを彩るさまざまな商品を展開しています。
こちらは、無駄のないシンプルデザインがスタイリッシュなフロアランプ。
照らしたい場所へシャープに光を届けるので、
手元を明るくするための読書灯としてもおすすめです。
寝室に最適な「テーブルランプ」
こちらも、IT'S ABOUT ROMI のテーブルランプ。
どこかレトロな雰囲気も漂わせる、温もりを感じるデザインが
ナチュラルな空間になじみます。
シェードを通して柔らかな光を届けてくれるので、ベッドサイドにぴったり。
モダンインテリアに合わせるなら、
ブラックのシェードを選ぶと空間がきりっと引き締まります。
「間接照明」で心からリラックスできる空間づくりを
インテリアにおいて、照明は心地よさに直結する大切な要素。
光が柔らかく落ち着いた雰囲気を演出する間接照明があれば、
心がほぐれるような空間に導いてくれるはずです。
あなたもぜひ、フロアランプやテーブルランプを取り入れて、
心からリラックスできる空間づくりをしてみてはいかがでしょうか。