2018-07-13
「森の王」と呼ばれる木材
ホワイトオーク材とは
ナチュラルで落ち着いた色合いで、
和洋問わずどのような空間にも違和感なく溶け込み、
個性豊かな表情を楽しむことができるオーク材。
オークには色の違いからホワイトオークと
レッドオークの2種類がありますが、
当店の家具に使用しているのは北米産のホワイトオーク材です。
ホワイトオークと言われても、
中々聞き慣れない名前かもしれませんが。
ブナ科の広葉樹で和名を楢（ナラ）といい、
どんぐりの実がなる木と言われると、
私たち日本人には馴染みが深いかもしれません。
ホワイトオーク材の特徴
ウィスキーやワインなどの樽材として使われる材としても有名で、
海外の映画やドラマで目にした事がある方も多いと思います。
オーク材の導管は繊維が詰まっているため水分を漏らさず、
材に含まれるタンニンがお酒に芳醇な香りを加えるため、
洋酒の樽材として用いられています。
また何年も何十年もお酒を保管するのに使われる程、
堅く強度が高く、耐久性に優れた特徴を持ちます。
これらの優れた特徴は家具材としても非常に適しており、
数ある広葉樹の中でも最高級材として重宝され、
ヨーロッパではその特性と威厳ある樹形から、
「KING OF FOREST（森の王）」とも呼ばれています。
長年使い続けても壊れにくいため、
アンティーク家具にオーク材が多いのもこうした理由からです。
放射線上に優美な模様があり、
虎斑（とらふ）と呼ばれる虎の斑紋のような模様が現れることも特徴です。
