2022-08-30

「SDGs」をインテリアにも。サステナブルブランド「finarte」の取り組みと心地よさを運ぶ新着ラグ2種

持続可能な開発目標「SDGs」は、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。これは発展途上国だけでなく、先進国である日本においても積極的に取り組まれています。
今回は、そのなかでも身近な「インテリア」にフォーカスしてサステナブルブランド「finarte」の取り組みや製品をご紹介します。ぜひ、個人でも取り組める「SDGs」のヒントとしてご参考になさってはいかがでしょうか。



■「SDGs」について詳しくはこちら
出典:外務省ホームページ https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html
 
 

インテリア選びで「SDGs」の取り組みに参加

私たちにとって身近な「インテリア」。暮らしと密接しているからこそ、どのようなアイテムを選び使用していくかは「SDGs」にも深く関わってきます。とはいえ、自分たちには何ができるのかピンとこない…ということもありますよね。
そんな時には、積極的に「SDGs」に取り組む企業やブランドの製品を選ぶことからはじめてみてはいかがでしょう。

今回ご紹介するのは、北欧のラグメーカー「finarte」。同社は、創業当時から現在に至るまで「SDGs」をテーマに商品づくりをしています。このような製品を使うことで、間接的にではありますが「SDGs」の取り組みに参加することになるのです。
それでは、finarteが推進する「SDGs」の取り組みをご紹介します。
 
 

finarteが推進する「SDGs」の取り組み

Finarteの製品はフィンランドでデザインされており、インドの職人の手仕事によって持続可能な素材を織り交ぜ製作されています。また同社ではアップサイクル素材や自然素材の使用により、地球上の生態系負荷を最小限に抑えるピュアウールやアップサイクルコットン、再生PETからできた柔らかな糸を利用するなど、サステナブルな取り組みを積極的に行っています。
 
 

Finarteのラグは、インドの地でリサイクルされた天然素材から一つひとつ手作りされています。そのようなラグづくりの取り組みにより、インドで生産にあたる人たちは職人としての能力を発揮しながら、同時に生計を立てることにも繋がっているのです。

Finarteのサスティナブルな取り組みは、以下の4つのテーマで構成されています。
 

透明性
Finarteのデザイン哲学は、信頼性、品質、透明性に基づいています。これはFinarteの製品を誰が製造し、どこで製造され、どのような材料で製造されているか、ということについての完全なる透明性を意味します。

2021年、Finarteはそのパイオニアとして、フィンランドで初めてTrusTraceプラットフォームとの協力関係を開始しました。このことにより、Finarteの製品の生産から原材料の起源までを辿ることができます。




循環性
Finarteのの本質は、円形のデザインとカーペット織りの伝統の組み合わせです。古いシートからじゅうたんを織るように、私たちもその伝統を受け継ぎ、繊維産業の余剰分である廃棄物を活用して、熟練したインドの職人の手でラグを作っています。
1985年以来リサイクル素材を使用しているFinarteは、サーキュラーデザイン※の真のパイオニアだと言えます。持続可能な製品に加えて、製品のライフサイクルを延ばすメンテナンスおよびレンタルサービスも提供しています。

※サーキュラデザイン:サーキュラエコノミー実現のためのデザイン。
資源が循環する仕組みを取り入れた製品デザインのこと



環境への取り組み
美しく長持ちする製品を作るために、持続可能性に妥協していません。1985年からリサイクル素材を使用していること、またリサイクルコットンに加えて、ウール、ジュート、リサイクルペットボトルなどの原材料からカーペットやテキスタイルをデザインしています。

しかし、事実カーペットの生産は、他の生産と同様に、環境に影響を与えてしまいます。そのため常に影響を検証するよう努め、それを証明するために気候への影響に関するデータを収集しています。



社会的責任
Finarteカーペットは、1991年以来インドで製造されています。ラグの生産は500を超える家族に影響を与えており、彼らの幸福にも責任を持って取り組みを行っています。地域社会をさまざまな形で支援していくこともFinarteの重要な取り組みのひとつです。

Finarteはフィンランド政府の支援を受けて2年間のトレーニングプログラムを後援し、インドの織工に複雑な絨毯織りの技術を伝えています。そのため教育を受けた織工は、コミュニティのなかでまた別の人へと伝えていくことができるという循環も生まれています。

 

それでは、このようなテーマをももとに製作された、
美しく繊細なラグを2種ご紹介します。

finarteが提案する新作ラグ2種をご紹介

 
 
1.USVAシリーズ (35% Upcycled Cotton , 65% Upcycled Polyester) 

生産過程において水や染料を使用せずつくられたアップサイクルコットン・アップサイクルポリエステルを取り入れてつくられたUSVAシリーズ。フィンランドのモダンデザインが反映されたナチュラルでありながら洗練された佇まいは、どのようなインテリアにもなじむ懐の深さを感じさせます。
 
 

くるくると巻いて持ち運ぶことも可能。お好みの場所に気軽に取り入れることができます。ふっくらとしたほどよい厚みで、床の冷たさを軽減し居心地のよい空間をつくってくれることでしょう。
 
 

 
 
2.ATRIUM (65% wool, 20% viscose, 15% cotton)

ウール65%、レーヨン素材の一種であるビスコース20%、コットン15%を使用したアーティスティックなデザインのラグ。高級感のあるウール、なめらかさや艶やかさを感じさせるビスコースが使用されていることにより、上質感のあるラグに仕上がっています。

ATRIUMと名付けられているように、吹き抜けの空間や中庭を思わせる優雅さと幾何学模様のようなモダンな雰囲気が魅力。床に敷くだけで、空間にデザインがプラスされインテリアを格上げしてくれることでしょう。

 
 

身近にできる「SDGs」インテリアから取り入れてみては

未曽有の事態に見舞われている昨今、気候変動やさまざまな格差、暮らしや雇用を守るといった人類共通の課題が、私たちの目の前には常に横たわっています。それらを全てを一度に解決することはできなくても、日頃から「SDGs」を意識し私たち一人ひとりができることから始めることは意味のあることではないでしょうか。

今回ご紹介したサステナブルブランド「finarte」の取り組みにも、循環型社会を目指すその想いが込められています。あなたも「持続可能」を意識しながら、インテリア選びを楽しんでみてはいかがでしょうか。
 
 

今回ご紹介した商品はこちら

 
 


参考サイト:
https://finarte.fi/sustainability/
https://finarte.fi/environment/
https://www.finnishdesignshop.com/design-stories/interview/finarte-weaves-together-age-old-handicraft-traditions-and-sustainability

 

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