2023-05-28
充実した「夜時間」の過ごし方。忙しいからこそ取り入れたい「習慣」とは?
新生活に少しなじんできた時期、慌ただしく過ぎていく日々に疲れを感じている方は多いのではないでしょうか。時間を有効に使い「夜時間」をつくれば、翌日からの暮らしがスムーズになったり、活力が生まれたりします。今回は、「夜時間」を充実させるための習慣をご紹介します。
忙しくて余裕がない!それでも「夜時間」をつくるには?
まずは、これまでの「夜時間」の過ごし方を見直してみましょう。仕事や家事など毎日必ずやらなければならないことが長引いたり、疲れからついダラダラとしてしまったりと「夜時間」をつくることはそう簡単ではありませんよね。
ですが、日々の過ごし方をほんの少し振り返って「書き出す」作業をしてみると、意外なほど簡単に「本当に必要なこと」「本当は不要なこと」が見えてくるかもしれません。
不要なことを省いて、必要なことを効率的に進められるよう心がければ、少しずつでも「夜時間」が生まれてくることでしょう。
それでは、生み出した「夜時間」をどう使えば充実した気持ちになれるのか…。それは人それぞれの価値観ですが、もしどう過ごせばいいのか迷う…という場合は、これからご紹介する習慣を参考にしてみてはいかがでしょうか。
充実した「夜時間」を過ごすための習慣とは?
1.デジタルデトックス
デジタルデトックスとは、パソコンやスマートフォン、タブレットなどデジタル機器から一定期間遠ざかり使用を控えることを指します。
暮らしのなかで今や欠かせなくなったこれらのデジタル機器ですが、使い過ぎによる疲労やストレスを感じている方は多いのではないでしょうか。心と身体をゆったりと休めるためには、デジタルデトックスがおすすめ。
「〇時以降は、デジタル機器を別の部屋に置いて使わないようにしよう」というくらい、ライトなやり方でもOKです。デジタルデトックスをすることで、これまで何となくスマホに依存していた生活がリセットされていくことでしょう。それに伴い、時間にゆとりができるだけでなく、睡眠の質が向上したり、翌日も気分よく起床できたりと嬉しい効果が期待できるのではないでしょうか。
2.ほっと落ち着く「香り」を取り入れる
夜時間によりリラックスするために取り入れたいのが香りです。夜は気分を落ち着かせてくれるラベンダーをベースにした香りを選ぶのがおすすめ。こちらの写真は、スティックから柔らかく香るルームディフューザーです。
ラベンダーにも種類がありますが、そのなかでも「真正ラベンダー」は、寝室に使うのにもよいとされる心落ち着く香りなのだそう。基本的には、ご自分がほっとできる好きな香りを選ぶのがおすすめですが、体調によっては使用しない方がよいとされる香りもあります。ぜひ、実際に香りを試したりアロマに詳しいスタッフに相談したりして最適な香りを見つけてみてください。
3.好みの「温かな飲み物」を準備する
北欧の国デンマークで大切にされている、心地よさをあらわす「ヒュッゲ」な時間。ある調査で「ヒュッゲ」な時間に欠かせないものとして、定番アイテムでもあるキャンドルを抜き、「温かい飲み物」が1位だということがわかりました。
温かな飲み物は、心をほっとさせてくれたり、気持ちをリセットしてくれたりと、心も身体もぬくもりで満たしてくれます。夜時間の始まりには、ぜひあなたが好きな「温かな飲み物」を丁寧に準備してみてはいかがでしょうか。ただし、夜にカフェインを摂ると眠れなくなってしまう可能性もあるため、カフェイン控えめな飲み物を選ぶとよいでしょう。
4.暖色系の光に包まれる
夜時間をよりリラックスした雰囲気で過ごすために、取り入れたいのが「暖色系の光」です。
活動的な時間帯は白に近い明るい光でしゃきっと、くつろぎの時間はオレンジがかった温かみのある光でほっこりと…。照明の光の質にもこだわれば、より充実した夜時間が過ごせることでしょう。こちらは、火を使わずにLEDの光でキャンドルの炎のようなゆらぎを楽しめるアイテム。リビングだけでなく寝室でも安心して使えることでしょう。
5.本や写真集などの世界観に浸る
読みたい本は溜まっているけれど、なかなか読む時間がない…。そんな忙しい方でも、あえて夜時間を意識して過ごせば読書の時間を持つことができるかもしれません。
デジタルデトックスの項目でご紹介しましたが、就寝前にスマホやタブレットで電子書籍を読むのはおすすめできません。ですが、紙の感触を楽しみながらページをめくる本であれば、ストレス解消にもつながることでしょう。静かな夜時間は、資格の勉強など未来への投資として使うのもおすすめ。短い時間でも集中して取り組めば、前に進んでいるという実感を得られることでしょう。
活字を読むのがつらいという方は、写真集やトラベル雑誌など好きな写真を眺めるだけでも心がほっとほどけていくのを感じられますよ。
6.明日の私を助ける「常備菜」づくり
料理をするのが好きな方、翌日の朝に少しでも余裕が欲しい方は、1品でも簡単な「常備菜」づくりをしてみては。家族や自分の食事をバタバタと準備する夕食時とは違い、夜時間の常備菜づくりは少し気持ちに余裕が生まれるもの。
メイン料理ではなくても、ちょっとした副菜がいくつかあるだけで日々の献立に助かります。栄養のある食材をふんだんに使った常備菜は、心と身体を元気にしてくれるだけではなく、「明日の自分を助けること」にもなります。常備菜づくりの気分が上がる、デザインが素敵なホーロー製などの保存容器を揃えるのこともモチベーションアップにつながることでしょう。
日々の習慣を見直して「夜時間」を豊かに過ごそう
意識的に夜時間を生み出し、その時間を豊かに使えば日々の暮らしに変化を感じられます。翌日からのモチベーションも上がり、心豊かに過ごせることでしょう。あなたもぜひ、できることから少しずつ夜時間の習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。